Magical Marriage Lunatics！！の感想

正直、こいつらがどうなろうとどうでもいい。

序盤は悪くない。しかし中盤（具体的には親衛隊の出現）からの急降下が著しい。暴力で問題をまず解決しようとするＤＱＮとチョロインの恋愛（）を描かれてもつまらない。全体的に小物の悪役を出しては、主人公「うっせーこの野郎、退治してやる」⇒小物悪「ごめんなさいー」⇒チョロイン「キャーカッコイイ抱いて！」のコンボの連続ばかりで死にそう。そして問題発生⇒あっさり解決のシリアスもプラスにならないどころか大きなマイナス要素である。オートがあまりにも遅いこともあり６０時間もかかってしまった。こんな作品の為に大量の時間をドブに捨てたと思うと感慨もひとしおである

この作品がそこそこ完成度の高い萌えゲーだというのはわかるのだけれど、どうしてか、楽しめなかった。恐らくは、自分がお嬢様系のキャラクターがあまり好きではないからだと思われる。その証拠に、唯一庶民的な幼馴染キャラの悠奈タンがこの作品の中で光り輝いているように見えてしまう。そろいもそろってお姫様なヒロインばかりの中にあって、ごく普通の庶民的な、喫茶店の看板娘というのがね、実にいい。自分の目には、他のお姫様ヒロインたちが悠奈タンの引き立て役に見えてしまったほどだ。いやあ、普通の女の子っていいものですねと、普通の女の子はそれはそれで普通にかわいいという真理を思い出させてくれる。が、だからといってこの作品を楽しめたかというと残念ながらそうではなくて、結構退屈なシナリオが眠気を誘い惰性でプレイ。そこそこ萌えることは出来るんだけど、それだけかなって感じで、どうも自分には合わない作品だったようだ。

ヒロイン全員許婚！？　しかも異界のお姫様！？　といういかにも一世代前かのような古めかしい大きな骨組みで無難に物語を構成している作品。キャラ一人一人の特性が強いのは全体としての話の調和を重視するようなシナリオ系なら非難の対象であろうが、イチャラブゲーであればむしろ迎合すべき要素となりうることを強く証明しているように思える。ただ、キャラによって物語の期間の差があるのは構わないが、それなりの流れが欲しかった。それゆえにだるくて3ヶ月近く攻略にかかるキャラもいたので。ユリちゃんがエロ可愛いのでお勧めです。

微妙、の一言

やり始めはよかったが人数をやるたびに失速した…

クズ主人公

キャラが可愛いだけで、シナリオなど微妙なところも多かったが、やってよかったと思える作品ではあった。

ゆうゆうコンビは評価出来る。

プレイ途中なので後で加筆しますが