『人妻遊戯』あらすじ

人妻遊戯

俺の名は高島浩貴。
何の変哲もない、どこにでもいる大学生。
将来の夢に燃えているでもなく、恋愛に精を出すでもなく、無趣味で平凡な男。
それが俺だ。

洋平:「つまらない奴だなぁ」

洋平の軽口に閉口する。自分でもそう思うのだから仕方があるまい。

洋平:「で、どうよ?今日の合コン」

浩貴:「あ〜…やめとく」

洋平:「なんで!」

浩貴:「どうせ俺、もてないし。お前の引き立て役はやだからな」

俺がそう言うと、洋平は呆れたような表情で大袈裟に溜息を吐いた。

洋平:「いかんな〜。いかんいかん!良い若い者がそんなことじゃ」

浩貴:「同い年だろ。何が若い者だよ」

洋平:「俺が言いたいのはなぁ、もう少し異性に興味を持てってことだ。お前、彼女欲しくないのか?」

浩貴:「そんなことはないけど…」

彼女は欲しい。だけど…合コンとか、そういうのって、何だか必死に盛ってるみたいで苦手だ。

洋平:「バーカ。相手なんかウジャウジャいるさ」

浩貴:「どこに」

洋平:「出会いを求める女がわんさか…ここに!」

浩貴:「…?」

洋平は俺の目の前に自分の携帯電話を差し出した。画面には長々としたURLが表示されている。

洋平:「出会い系サイトだよ。ここに愛に飢えた女が寄ってくるんだ。趣味とかのデータから気の合う相手を探せるし、シャイなお前にもピッタリかもしれないぜ」

浩貴:「へぇ…」

洋平:「今度、お前の携帯にアドレス送っといてやるよ」

浩貴:「いいよ俺は」

洋平:「いいっていいって。少しは冒険しろよ!んじゃーな」

言いたい事だけ言って洋平は去って行った。

浩貴:「出会い系サイトねぇ…」

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