あやめの町とお姫様の感想

夢花火が聴ける画集気分での購入、プレイだったのであまり気にはしてなかったものの、やはりボリューム不足が否めない印象。大筋のあやめ√はまだ良かったものの姫子√はかなりおざなりな出来で残念だった。シーンに目を向けて見れば、CGは良質ながらボリュームに欠けていて満足は残念ながらできなかったかな…。曲や原画などの素材は良かったのも相まってかなり惜しい作品になってしまったなぁという感じでしょうか。

惜しい作品

テキストが丁寧であれば別物になるのに

通して見ればあやめルートは悪くは無かったように感じるが、10時間で個別4ルートという尺の短さもあって全体的に軽くて薄い話に思えました。自分は絵買いだったのでそこは勿論織り込み済みでしたが、絵は絵で立ち絵とCGでクオリティに差があったりでどうも……顔の形が崩れてるのも気になったし、もうちょっとどうにかならなかったんですかね？

絵だけで中身がスカスカ（エロシーンも壊滅的）

親父がいい味出してる。

全体的に描写不足なシナリオでテキストも読んでて辛かった。絵は塗りが全体的に綺麗だが、特定キャラの顔が不安定だったのが辛さに拍車をかけた。

全体として短いのでそんなにあっさり心境変わるの？と思うことが多かったです。あやめ以外の三人は面白いとは感じませんがまだやってることわかる印象です。あやめ√は酷いなぁと思いました。なぜその行動をするのか？目的への手段が軽率かつ短絡的過ぎる上に展開も強引。その上相手は不快感しか残していかないのに報いを受けることもない。残念でした。設定と演出は良いと思いました。それだけに安易な暴力描写やゲームに頼らない丁寧な描写でこの物語を紡げば面白いだろうになと思います。また、終わり方は綺麗だなと思いました。

短めではあるけれどよくまとまっていて読むのが楽しい作品だった。和遥キナ原画の黒髪はやっぱり良いですねえ。

さすがに、プロ市民やDQN返しはいかがなものかと思うのですが・・・